ローンを活用して長年の夢をかなえた人をインタビュー!ローンで叶った!私の○○
ローンを活用して長年の夢をかなえた人をインタビュー!ローンで叶った!私の○○

「念願のガレージハウスを建てた」「海が見える丘の上の家を買った」「学生の頃から憧れていたあの外車を購入」――。ローンを活用することで、長年の夢だったマイホームや車などを手に入れた人にインタビュー。こだわって良かったポイントや妥協したポイント、業者との付き合い方やローンの選び方など、購入後に後悔しないためのコツに迫ります。

第75回 住宅ローンで叶った快適な一軒家。DIYも楽しんでいます。 (2019年06月24日)

愛知県にお住まいのはっちさんは、住宅ローンを使って一条工務店「i-smart」シリーズの注文住宅を購入。さらにウッドデッキなどをDIYすることで、理想の空間を手に入れました。

オーナーさんデータ
愛知県 はっちさん(ハンドルネーム)ご一家
家族構成:
夫・はっちさん(39歳・会社員)、妻(34歳・専業主婦)、子ども3人
建設時の世帯年収:
500~600万円
購入した家:
一条工務店「i-smart」(2階建て、7DK、土地面積・400m2、延床面積・126m2
購入価格:
4,200万円
利用ローン:
大垣共立銀行「OKB住宅ローン」
金利タイプ:
固定金利選択型10年
金利:
1.25%(2013年12月実行)
ローン借入金額:
2,700万円
借入期間:
27年
毎月の返済額:
8万4,000円

「下の階の居住者を気にしないで、子どもたちを自由に遊ばせたい」。そんな思いから、はっちさんは一軒家を買うことを決意しました。
はっち
いくつかのハウスメーカーを見て回り、最終的に一条工務店の「i-smart」シリーズを選びました。高気密・高断熱住宅に力を入れていて、快適な生活空間を確保できるのではないかと感じたのです。
予算的にはかなり膨らんでしまったのですが、太陽光発電設備や省エネ住宅による光熱費の削減を考慮すると、ランニングコストを含めたトータルコストはお得だと判断し、「i-smart」に決めました。
階段は、デザイン性の高いオープンステア(スケルトン階段)をチョイス

階段は、デザイン性の高いオープンステア(スケルトン階段)をチョイス

吹き抜けによって天井が高く、明るい空間に

吹き抜けによって天井が高く、明るい空間に

心地よい家を手に入れたはっちさんですが、それだけでは飽き足らず、DIYに挑戦することにしました。
はっち
設計時点では完璧にしたつもりでしたが、実際に住んでみると「もう少し広いウッドデッキがほしいな」「玄関の上に大きなひさしがあったほうがいいかな」と追加で欲しいものが出てきました。
当初は業者さんに再びお願いすることも考えましたが、家ができ上がる過程を見ているうちに、だんだん建物に興味がわいてきて、自分でもやれるところはやってみようという気持ちが出てきました。
費用を調べてみたところ、ウッドデッキの設置をお願いすると40万円ぐらいかかりそうでしたが、自分で作れば半額以下で済むとわかり、なおさらやってみようと思いました。
約8カ月をかけて、ウッドデッキをコツコツと作り上げました。
はっち
ウッドデッキどころか、DIYもまったくしたことがなかったので、どうやっていいか手探りで進めていきました。ウッドデッキは、「こちらを先に作ると裏側部分の作業ができなくなり、もう一度やり直しになる」というように、組み立て手順を間違えると手戻りが発生するので、どのように作業を進めるか考えるだけでも2カ月ほど費やしました。
ただ、うんうんと悩んで作った手順通りにDIYを進められると、ほっとするとともに完成に向かう楽しさと充実感がありました。作っているうちに思いついた工夫を凝らしたり、こだわりを入れたりすることもあり、実現していく過程はとても楽しいものでしたね。
ウッドデッキが上手くいったことで味を占めてしまい、ガーデンシェッドやひさしなどにも挑戦しました。
自作のウッドデッキ。住宅と調和している

自作のウッドデッキ。住宅と調和している

庭に作ったものは、太陽光や風雨による劣化がどんどん進みます。作ったはいいけれど、メンテナンスをせずにボロボロになり、誰も使わなくなったウッドデッキなどは、邪魔にしかなりません。そうならないように、ウッドデッキに高耐久の木材を選定。メンテナンスに必要な塗装などをDIYでやっていけるかどうか、最後は自分で解体できるかどうかなど、先を意識して作りました。
DIYした2枚扉のガーデンシェッド(物置小屋)。土台も防水対策もばっちり

DIYした2枚扉のガーデンシェッド(物置小屋)。土台も防水対策もばっちり

レンガを積んでDIYしたガーデンシンク。蛇口を2つ付けたのがポイント

レンガを積んでDIYしたガーデンシンク。蛇口を2つ付けたのがポイント

DIYでウッドデッキなどを作り上げたことで、ご家族は大喜びだそうです。
はっち
ウッドデッキは、ご飯を食べたり、同じくDIYで取り付けたハンモックでぶらぶら遊んだりと、家族の憩いの場となりました。ハンモックは子どもたちに大人気で、取り合いになるほどです。
ウッドデッキに吊るしたハンモックにゆられて、うたた寝

ウッドデッキに吊るしたハンモックにゆられて、うたた寝

玄関のひさしをDIYした時には、「おかげで濡れなくなった」と嬉しい反応がありました。外出先から戻り玄関前でベビーカーを畳んだり、車から荷物を運んだりする時に手間取ることがあり、雨に濡れることが多かったそうなんです。役立っていると聞くと、とても嬉しいですし、長く安心して使えるようにしたいと気も引き締まります。
玄関上のひさしも自作。出発・帰宅時の雨や雪が防げるようになり、奥様に喜ばれている

玄関上のひさしも自作。出発・帰宅時の雨や雪が防げるようになり、奥様に喜ばれている

メンテナンスも、親子のふれあいの時間に

メンテナンスも、親子のふれあいの時間に

ローン借入額は2,700万円。大垣共立銀行「OKB住宅ローン」を選びました。
はっち
当初は金利の低いネット銀行にしようと考えていて、仮審査も通って安心していたのですが、いざ本審査をお願いすると、融資可能額は0円という結果に。ハウスメーカーへの支払期日が迫っていたので、焦って他の金融機関を探しました。
そのなかで大垣共立銀行は、低金利だけでなく、繰り上げ返済手数料が無料。支払期日にも間に合うということだったので、迷わずお願いしました。
金利は「固定金利選択型10年」を選びました。金利が変動することで返済額が増える可能性を恐れたからです。フラット35も検討しましたが、20年かからずに返済できると考え、10年金利固定型にしました。固定期間終了後は、経済情勢を見ながら、借り換えを考える予定です。
結びに、DIYを組み合わせた新居購入を検討している人へのメッセージを伺いました。
はっち
DIYは趣味と実益を両立する素晴らしい手段!なのですが、家族の理解を得てから取りかかることをおすすめします。家族の意見などを聞いていないと、ただの自己満足で終わりかねないからです。私は新居を建ててからDIYを始めたのですが、「素人の作ったものなんて・・・」と心配されることもありました。
しかし、家族から理解を得られたのならば大丈夫。情報はインターネットや本から簡単に手に入りますし、ウッドデッキぐらいなら初心者でも作れます。
そして本当に大事なのは一つだけ。「やる気」です。これさえあればなんとでもなると思います。創意工夫をしながら自分なりのDIYにぜひともチャレンジしてみてください。

ライターからのコメント。

DIY初心者が作ったとは思えない見事なウッドデッキにガーデンシンクにひさし。はっちさんの例を見て、「自分も作ってみたい」と思った人も多いことでしょう。
ローンの審査では、仮審査が通っていたとしても、本審査で「融資できない」と判断されることもあります。そうした時にあわてないよう、住宅ローンを借りる時は万が一の場合も考えて、複数の金融機関をチェックしておくことをおすすめします。

※今回ご協力いただいたはっちさんのウェブサイト「i-smart de D.I.Y.」のURLは https://ismart-diy.com/

文/竹中唯、企画/カデナクリエイト、編集/イー・ローン